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2009年も流氷を見に行こう!

2009年2月20日(金) - 2月23日(月)

2月の厳冬期の北海道への旅・・・私のライフワークになっています。
なかでもオホーツク海に接岸する流氷を鑑賞するのがイチバンのお気に入りです。
例年、2月半ばは大荒れ天候の洗礼を受けることが多いのですが、今年も・・・受けてしまいま
した。
天候のリスクはあっても・・・流氷旅は外せません。
出発当日JALの条件付き運航の案内から始まった波乱の幕開け・・・。
その数日前から低気圧に不穏な動きを感じていました。
ブログでもすでに旅模様を紹介していますが、改めて旅日記にしようと思います。

今回のチケットはJALダイナミックパッケージにて、出発の約2週間前に手配。
バーゲンフェアなどの発売がなくなりましたが、1泊のホテル代込みでもバーゲンフェアの代金
と変わらないくらいのお値段でした。
個人で動くフリー旅ですが、一応ツアーであります。行程は下記。それ以外は全く自由行程。
1日目:JAL3301便、神戸空港発新千歳行き
3日目:網走ルートイン泊
4日目:JAL2618便女満別空港発関西空港行き
これで、3万円前半で済んだのですから安いと思います。金曜出発の月曜帰着で土、日曜の
航空利用でなかったのもあると思いますけど。
JALマイルも積算されます。ツアープレミアムに加入しているので、差額の50%も補填され、1
00%積算。さらに上級会員向けのボーナスマイルも別途つきます。

旅日記は日付をクリック!
2月20日
2月21日
2月22日
2月23日


2月20日(金)

  
低気圧が接近・・・そして急速に発達して、20日午後から道内は大荒れ。とくに道央圏、道東
圏がひどい状態になりそう・・・。引き返しの可能性ありの条件付き運航でしたが、午前中はな
んとかたどりつけるのではないかという状況でした。そんな中、私の乗った神戸発新千歳行き
は、雪が激しくなり始めた午前11時過ぎ、着陸。滑走路含め、辺り一面真っ白。また雪で視界
もあまりよくありません。機内でスクリーンに着陸時の模様が映し出されるのですが、真っ白な
滑走路に突き進んでいく様子はけっこうドキドキ。ちゃんとブレーキ効いて、停まれるのかと思
ったりします。
その後1時間後くらいから雪による滑走路閉鎖で、新千歳空港が全面マヒに。翌日もほぼ終
日混乱が続いていたため、まさに間一髪の到着になりました。
 
快速エアポートで札幌へ。ちょうど12時。その時点では、降雪はそれほどでもありません。
ただ、道東それもオホーツク側は完全に暴風雪でマヒしそうです。
こんな天気も1〜2日で過ぎ去るので、先に宗谷方面に行きましょうってことで、稚内行き都市
間バスと稚内のお宿を手配。
もともと2月のオロロンラインや宗谷岬方面は興味あったのですよね。
札幌ラーメン共和国にある旭川梅光軒で昼食。旭川へ行くことなど全く頭にありませんでした。
行列も無くよかったです。行列だったらあきらめて、バス車内で食べよう・・・と冬の寒ぶり弁当
をさきほど札幌駅構内で買っておきました。ラーメン共和国限定のチャー丼(要はチャーシュー
丼)も食べるとお腹いっぱい。ラーメンですが、旭川本店とビミョーにスープの味が違うような気
がします。
 
その後は、大通り公園まで早歩きで。稚内行きバス乗り場が、テレビ塔近くの大通り公園へ移
転しましたから。中央バス大通りターミナルのもう少し先にターミナルがあります。
乗り場に着いたのは12時50分。窓口でチケットを買います。乗客は全部で13人くらい。
宗谷バスの担当で、1人掛けの独立した3列シート。オロロンラインで海側になる左側窓側をゲ
ット。前から2列目にしました。定員制で車内は自由席なのです。
 
13時定刻にバスは出発。稚内へのバスの旅が始まったのです。
札幌も次第に降雪が強くなってきました。
やや渋滞気味の市内を抜け、札幌インターから道央自動車道へ入ります。
次第に雪が強くなってきます。路面も雪で真っ白になってきています。
札幌を出て1時間半後、砂川サービスエリアで休憩がありましたが、もうこの時にはけっこうな
降雪。
 
バス車内は暖かくて快適ですが、さすがに外は寒いです。スナックと缶コーヒーを売店で求め、
バスに戻ります。
運転手さんが人数を確認して砂川SAを出発。
深川ジャンクションから留萌方面に進路をとると雪はさらに激しくなります。
日本海側気候ですしね。
道路は完全に圧雪状態。一部はアイスバーンです。
横殴りの雪に視界もあまりよくなく、こんな日は自分でハンドルを握りたくないですね。
速度の遅い乗用車もいたりして、さすがにバスもじわじわ遅れが拡大しているようです。
  
15時過ぎに留萌からオロロンラインに入ります。左手に日本海が見えてきました。
鉛色の空と海です。海の方はそんなに波が高いって感じではありませんでしたが、やはり冬の
厳しい日本海側を見せつけられます。
小平、苫前と進んでいきます。
春から夏にかけては、レンタカーで何度も通ったこのルートですが、冬場は様相が一変します
ね。
バスの窓の外に釘付け・・・。この季節に通る機会はめったにありませんから。
天気は・・・だんだん悪くなります。雪も激しく降ってきます。この辺りはかなり湿気を帯びた重い
雪質でした。
 
苫前のココカピウ・・・当然ながら冬季休業中。店の周りも除雪されていません。
冬はこんな感じかぁ〜って思ったりします。
夏の生ウニが浮かびます(笑)
羽幌市内に入り、道の駅サンセットプラザ羽幌で2回目の休憩。
雪がドカドカ降っています。
ここの入浴施設に浸かりたい・・・って思ったりします(笑)
 
そして、15分の休憩後、バスは羽幌を出発。この時、17時ちょうど。多分、1時間近く遅れて
いるような。
ここから完全な雪道でしたが、滑るような感じでなく、バスの速度も思いのほか速く、時には乗
用車を追い越したりします。運転手のドラテクにすげぇ〜って思ったりしました。
道の駅手塩の前を通ります。もうすっかり日も暮れ真っ暗。
普段のレンタカー旅ならここから道106を走行してサロベツの原野を満喫するのですが、都市
間バスはここから内陸に進路をとり、国道40号を通ります。
豊富バイパスを抜け、国道40号を稚内へ向けて北上します。
段々、風雪が強まり、雪も粉雪のような感じになり、巻き上げるたびに、運転席前がホワイトア
ウトします。お・・恐ろしい。これが地吹雪ですね。風もめちゃ強く大型バスが揺れる感じ・・・。
国道40号の豊富と稚内の間は、その夜から明朝にかけて吹雪通行止めになりました。
稚内市街に入りますが、風雪は余計に強まったような。
最北にやってきたなぁと感概にふける余裕はなく、なんだかとんでもない天気だぞ・・・ってなり
ます。
 
バス車内からバスを降りて、雪にまみれながら風にあおられながら去っていく下車客をみると、
バスを降りたくないって思ってしまいます。
バスはこまめに停留所で客を降ろし、終点の稚内駅前ターミナルまで乗ったのは私のほかに2
人。この2人も旅人みたいで、宿泊先も同じでした(笑)
稚内駅前ターミナルに着いたのは、定時なら18時50分のところを19時40分。
この暴風雪の中、この程度の遅れで到着したのですごいなと思います。
さて、バスを降りると待っていたのは、息もできないほどの暴風雪。
数百メートル先に宿泊先であるドーミーイン稚内が見えているのですが、向かい風に進まず、
おまけに粉雪が鼻、口、耳の中まで入って全てをふさぐ感じ。息苦しい・・・。
雪まみれになりながら、ホテルフロントに着いた時は、まるで、登山で山頂に着いた直後のよう
に心臓バクバク、呼吸はハァハァ。ホント、凄かったですね。
雪はものすごく降っているのですが、風が強いのとパウダースノーなため、路面にはあまり積も
らないんですよね。そのかわり吹き溜まりとかがすごいです。
さて、今日のお宿はドーミーイン稚内。新しいホテルです。冬場に商売になるのかなと心配して
いましたが、今日、札幌から予約。当日限定プランなるものがあったので、これを利用。
ツインのシングルユースで¥5,000。これはオトクですね。
チェックインを済ませ暖かい客室に入ると19時50分。もう外に出るのがおっくうになりますが、
意を決してすぐ夕食のため外出。外は猛吹雪。私もここまでの暴風雪は経験したことないで
す。
目当てのお店は、ドーミーインから3百メートルもない距離ですが、ノシャップ岬方面から風が
吹いてくるため、向かい風。息も満足にできない中を稚内に来たらいつも立ち寄る飲み処にイ
ン。とりあえずは営業していてホッです。こんな天気・・・早々と店じまいする可能性もあります
から。
女将さんビックリ。
2月にここの飲み処を訪れるのも初めてですが、何よりこの暴風雪時に私が姿を現したのがビ
ックリだったようです。時刻はちょうど20時。
今日の付き出しは女将さんお手製のかじかの卵を漬けたもの。北海道らしいです。
ツブ、ホッキ、磯辺焼き、最後にタコしゃぶと頂きました。
  
  
嵐の雪の夜に飲み屋で一杯やるのもオツですね〜。
さすがにこんな日はお客さんがいません。
観光客はホテルから出ないでしょうし、地元の人も早帰りですしね。
女将さん曰く「年に数回あるかの悪天候だよ。でも暴風雪は午後3時頃から急に警報が出て、
ひどくなったが、午前中は全然穏やかだった」と。
22時半頃、店をあとにし、雪まみれになりながらホテルに戻りました。
今回、もしANA系ホテルにしたら、遠くて大変だったかも・・・。
ホテルに戻ると早速、浴場へ。天然温泉だそうで、楽しみですね。
客室にはバスタブはなく、シャワールームのみだったのはビックリ。
  
海外ならともかく日本でこういうタイプははじめてで、へぇ〜でした。
木の造りをふんだんに取り入れた大浴場は快適でした。
機能的なホテルにも浴場があると本当にリラックスできます。
入浴後は、大荒れの暴風雪を客室から眺め、持参のパソコンでネットをしつつ過ごしたので
す。
 
もちろん、湯上りのサッポロクラシックを飲みながら・・・。
客室内は快適・・・外はすさまじい暴風雪。
こういった旅の経験もいいもんだと思いつつ。でも、明日の予定はどうしよう・・・。
できれば、オホーツクラインを南下したいのだが・・・。
25時頃には就寝。


2月21日(土)
2月22日(日)
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