日本最高峰の富士山に登ろう(2008年夏)

2008年7月25日(金) - 7月27日(日)

旅行センターのパンフレットで見かけた富士登山バスツアー。
往復バスでの河口湖側五合目アクセスに山小屋1泊2食付、登山時には専門の登山ガイドが
引率し、しかもマイカーでアクセスするにかかる高速代、ガソリン代より安いし、全行程食事付
き、下山後の温泉入浴付き。そして何より、登山後の疲労時に関西まで長距離運転しなくても
いいので、当ツアーに申し込むことにしました。
神戸・姫路に拠点をおく神姫バスのハートツアーです。
時期は富士山の天候が最も安定する梅雨明け直後の7月後半を選びます。
そして、富士登山前に六甲登山、礼文島トレッキング、伊吹山登山と体を慣らしておきます。
富士登山時に体がピークになるようにしたつもり・・・(笑)
富士登山は前回の登山から実に9年ぶり。通算4回目になります。

さて、出発当日。7月25日(金)の夜10時半過ぎ、新大阪駅の観光バス乗り場から出発。
夕方までは普通に勤務しておりました。金曜夜出発は便利ですね。
 
バスは姫路始発で、神戸や難波を経由してツアー客を拾ってきており、新大阪到着時では既
に大半が乗車。新大阪で十数人乗せ、次の京都で、何人か拾うとほぼ満席になりました。幸
い、指定された座席は隣が空いていたので、ラクでした。
1人参加は5〜6人でしょうか。あとは2〜3名での参加が多かったですね。
おじいちゃんと孫という組み合わせもおりました。
京都を出発して日付は変わり7月26日の土曜日です。京都から1時間半くらいで、御在所サ
ービスエリアで小休止。

名神から第2名神を走行し、東名阪道に入ったようです。
その後は、伊勢湾自動車道を進み、東名に入るとか。
ここで、ウォーターを2本くらい買っておきます。バス車内も冷房で、意外に乾燥していますから
ね。マメな水分補給が大事です。富士山ではドリンクは高いので、あらかじめペットボトル5本く
らい荷物に入れていますが、こちらはバスのトランクの中です。
あまり寝られずに約3時間後、東名富士川サービスエリアで小休止。
そして、インターを降り、一般道を走っていきます。午前五時半に河口湖に近い、神社で登山
安全祈願。北口本宮富士浅間神社です。早朝の神社は荘厳な雰囲気が漂います。
 
午前6時過ぎに富士スバルラインに入り、高度をあげていきます。
天気が良く、富士山頂が見えてきます。気持がはやってきますね。
午前7時前に河口湖側五合目に到着。
 
富士山頂が間近に見えます。近いです。あっという間に登れそう・・・そんな錯覚におちます。
これが間違い・・・実際は遠くて、つらい過酷な登山が待っています。
  
登れど、登れど頂上が近づかない・・・いやかえって遠くなるような。そんな登山になります。
五合目より登山出発は11時とのことで、それまではフリータイム。他のツアーとの兼ね合いで
朝食時間は午前9時。でも、ここ五合目で時間を多めにとることで、体を高所に慣らすことがで
きます。
既に標高2500メートル前後ですからね。
 
レストハウスでの朝食後、午前10時半に再集合。食事はまぁ、こんなもんでしょ。トイレはレス
トハウス内は有料で¥50でした。きれいでしたけど。
山小屋のトイレは全て有料で1回¥100がほとんど。
トイレ代をケチってトイレが近くなるからといって水分補給しないのは、よくありませんよ。
とはいえ、こまめに水分補給しても発汗で奪われるので、そんなに頻繁にトイレへということは
ないと思います。しかし、トイレも行列でしたね〜。

さて、登山ガイドが合流。Mさんという20代後半〜30代前半くらいの方でしょうか。添乗員は
若い女性が2名(1人は見習いみたい)ついていましたが、彼女たちもいっしょに登るようです
ね。道中の点呼などは、添乗員の役目でした。
それにしても明日の下山まで頻繁に点呼していました。
添乗員曰く「たまにはぐれる人がいるんですよ」でした。ちなみにはぐれた場合、帰りのバス出
発時間になんとか合流すれば・・・です。ま、基本的に皆、携帯を持っており、けっこう電波はき
ていますからね。
  
簡単な準備運動して体をほぐして、午前11時に河口湖五合目出発。当日は快晴の土曜日。
登山者数もハンパでなく、駐車場も満杯。マイカーだと停めるのも大変だったでしょう。
登山開始・・・さすが・・・やはりゆっくりのペースです。
これでいいのですよ。
河口湖側は最初はやや下り坂が続き、ついペースがあがって登りにはいったとたん、ばてる人
が続出するそうです。
ガイドはこの辺を心得ており、絶妙なペース配分です。
登山ガイド先頭、添乗員最後方で間にツアーメンバーという形で進んでいきます。
  
しかし、6合目あたりで早くも遅れだす年配のおばさま。おいおい、まだ出発して1時間もたって
いないよ。ツアー一行も立ち止まりながら、ガイドが後方に向かい励ましていきますが、ツアー
のペースも遅れ気味。
ツアーに参加した別の登山客がそのおばさまの荷物を持ってあげたりします。
この方、結局7合目でリタイア。登山をかなり甘くみて参加したのでしょうか。
日本一の山、富士登山・・・のパンフレットイメージだけで参加すると大変なことになりますよ。
普段、トレッキングやウォーキングをしていなければ、やはりムリです。日本一の山の登山です
からね。
  
7合目から8合目にかけてもつづらおりの急登が続きます。溶岩でしょうか。ガレキの岩場みた
いになり、段差もけっこうあったりし、足にきそうです。ここでも遅れだす女性がいます。ガイド
が励ましていきますが、結局、こちらの方は8合目でリタイア。8合目直前では、ガイドがその
人に肩をかしながら登ってきました。やれやれ・・・。それにしてもガイドさんは強力なみですな。
  
8合目の太子館が今夜の宿泊山小屋。宿泊といってもまぁ、仮眠休憩ですね。
当初は16時頃到着でしたが、遅れに遅れて17時半頃に山小屋入り。
ここは標高3100メートル!
  
5合目から8合目が11時出発の17時半ですからね〜。これだけ時間があれば、早い人だと
山頂に着きますね。
幸い、雲というかガスも少しでて、陽射しがさえぎられたりしたので、長時間の日中ではありまし
たが、陽射しでぐったりということにはならずよかったかも。
ゆっくりペースのため私もばてることなく、足がピリっとくることもなくまずは、順調な1日目で
す。でも、まだ先は長いですからね。富士山の場合、登ったら今度は降りなければいけませ
ん。体力温存は大事です。
 
ゆっくりのペースというのは大事ですね。普段の単独登山のハイペースを見直さねば。
ただ、この日はリタイア組の影響もあり全体のペースは遅すぎ・・・。
2段式のベッドに案内されて、ホッとする間もなく夕食。山小屋の定番であるカレーにおかずが
数品。その後の行程の説明があり、土曜夜と好天が重なり、登山道の大変な混雑が予想され
るので、出発時間を早めるとの説明があります。またリタイアする人はココで1泊後、明朝、こ
の山小屋から下山して、五合目でバスの出発時間までに合流してくださいとのこと。
朝食のパンとパックの五目飯を受け取って、ベッドへ。昨夜が車内泊ですからけっこう睡魔も
襲っており、夕方6時半には就寝。
 
寝袋がついていますが、けっこう蒸し暑いです。ここの太子館は1人あたりのスペースは他の
山小屋より広めということでしたが、やはり狭いです。熟睡できるかというとムリですねぇ。
で、夜の10時には山小屋の従業員が起こしに回ってくるのです。
そして22時半に山小屋そばの広場に集合。ちょっと身震いするくらいの寒さの気温ですね。
カッパを着て、防寒対策です。
添乗員の点呼後、出発。昨夜までのリタイア組以外にリタイアや引き返しはおらず、ツアーメン
バーほとんどが頂上へ向かいます。しかし、眠い・・・・。眠い目をこすっての出発でした。
それにしても登山者の多いこと、多いこと。もう登山道は登山客で渋滞しています。
登山客のヘッドランプによる光りの帯が続いています。
2008年は例年以上に登山客の多かった富士山だったと聞いています。

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